小鉄・子鉄(読み)こがね

精選版 日本国語大辞典 「小鉄・子鉄」の意味・読み・例文・類語

こ‐がね【小鉄・子鉄】

〘名〙
① よく鍛えた鉄で作った鎧(よろい)小札(こざね)。革の小札と交互に、一枚交(まぜ)に編む。これを一枚まぜの鎧という。〔随筆貞丈雑記(1784頃)〕
② 花崗岩類の岩石中に含まれる磁鉄鉱などが、母岩風化によって洗い出され砂鉄となったもの。古来、製鉄に用いた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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