尻桁(読み)シリゲタ

デジタル大辞泉 「尻桁」の意味・読み・例文・類語

しり‐げた【尻桁】

尻。また、その出っ張った部分
「―に掛けたる端紫鹿の子帯」〈浮・一代女・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尻桁」の意味・読み・例文・類語

しり‐げた【尻桁】

〘名〙 尻。また、尻の出っ張った部分。尻っぺた。〔観智院本名義抄(1241)〕
浮世草子好色一代女(1686)四「時花(はやれ)ばとて今時の女、尻桁(シリゲタ)に掛たる端紫(はしむらさき)鹿子帯、目にしみ渡りて、さりとてはいや風也」

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