尻窄(読み)しりすぼまり

精選版 日本国語大辞典 「尻窄」の意味・読み・例文・類語

しり‐すぼまり【尻窄】

〘名〙 (形動)
容器などの、口が広くて、底の方が細く狭くなっていること。また、そのもの。しりすぼみ。
② はじめは勢いがよくて、あとになるにしたがって衰えること。また、そのさま。しりすぼみ。
※春の城(1952)〈阿川弘之〉三「敵の戦闘機が六七機、尻すぼまりな唸りを発して」

しり‐すぼり【尻窄】

〘名〙 (形動) =しりすぼまり(尻窄)
※続鳩翁道話(1836)三「矢が幕へあたったやうなもので、尻すぼりにごそごそと落ちてしまふ」

しり‐すぼみ【尻窄】

〘名〙 (形動) =しりすぼまり(尻窄)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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