局所・局処(読み)きょくしょ

精選版 日本国語大辞典 「局所・局処」の意味・読み・例文・類語

きょく‐しょ【局所・局処】

〘名〙
① 全体のうちの限られた一部分。限られた一定の場所。局部
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉二「局処の逆流を見て河流方向を臆断し難し」
② 陰部。局部。
※母(1930)〈岡田三郎〉一「石造の解剖台に、母の死体一片の白布を局所(キョクショ)にのせたきりで、大の字になってゐる」
③ からだの関節

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android