屎(漢字)

普及版 字通 「屎(漢字)」の読み・字形・画数・意味


9画

(異体字)
13画

[字音] シ・キ
[字訓] くそ

[説文解字]
[甲骨文]

[字形] 会意
尸(し)+米。尸は尾・尻の字形にみられるように尾部を示し、米は屎の象形の従うところと同じ。〔説文〕一下に字をに作り「糞なり」と訓し、字を胃の省文に従うとする。米・(ゐ)はともに胃中の消化物の象形。〔詩、大雅、板〕に「民の方(まさ)に殿屎(でんき)する」とは、呻吟の意である。

[訓義]
1. くそ。字はまた矢を用いることがある。
2. うめく、殿屎。

[古辞書の訓]
和名抄〕屎 久曾(くそ)、糞土なり 〔立〕屎 クソ・トホソ・クソマル

[熟語]
屎棋・屎屎詩屎尿・屎
[下接語]
殿屎

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android