山ヶ鼻古墳(読み)やまがはなこふん

日本歴史地名大系 「山ヶ鼻古墳」の解説

山ヶ鼻古墳
やまがはなこふん

[現在地名]鳥取市古海

鳥取平野の南西部、野坂のさか川に沿って北東に延びる丘陵先端に位置する古海ふるみ古墳群(一三基)に属する。古海一三号墳とも称され、丘陵西側の急斜面に立地する。県指定史跡。墳丘はすべて流失しているため墳形・規模は不明。石室は凝灰岩系の石材をくりぬいた玄室に、巨石を天井石とする羨道を付したもので、全長約五・一メートルの石棺式石室である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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