山口牧生(読み)ヤマグチ マキオ

20世紀日本人名事典 「山口牧生」の解説

山口 牧生
ヤマグチ マキオ

昭和・平成期の彫刻家



生年
昭和2(1927)年6月20日

没年
平成13(2001)年12月16日

出生地
広島県広島市

学歴〔年〕
京都大学文学部美学科〔昭和25年〕卒

主な受賞名〔年〕
須磨離宮公園現代彫刻大賞(第6回)〔昭和53年〕「落日スケール」,中原悌二郎賞〔昭和58年〕,本郷賞(第2回)〔昭和60年〕,現代日本彫刻展大賞(第12回)〔昭和62年〕「SUN SADDLE’87」

経歴
昭和43年彫刻家増田正和、小林陸一郎らと野外彫刻を共同制作する“環境造形Q”を結成。名古屋、札幌など各地モニュメント設置。63年の解散まで、黒御影石などを素材に都市空間の環境彫刻を手がけた。一方、神戸・須磨離宮公園現代彫刻展や宇部・現代日本彫刻展で受賞を重ね、現代彫刻の企画展へ多数出品。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山口牧生」の解説

山口牧生 やまぐち-まきお

1927-2001 昭和後期-平成時代の彫刻家。
昭和2年6月20日生まれ。43年小林陸一郎,増田正和と集団Qを結成。環境造形・彫刻にとりくみ,各地に石彫モニュメントを設置。53年神戸須磨離宮公園現代彫刻展で「落日のためのスケール」が大賞。58年中原悌二郎賞。62年現代日本彫刻展大賞。平成13年12月16日死去。74歳。広島県出身。京大卒。作品はほかに「アンドロメダ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「山口牧生」の解説

山口 牧生 (やまぐち まきお)

生年月日:1927年6月20日
昭和時代;平成時代の彫刻家
2001年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android