山彦源四郎(1世)(読み)やまびこげんしろう[いっせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「山彦源四郎(1世)」の意味・わかりやすい解説

山彦源四郎(1世)
やまびこげんしろう[いっせい]

[生]?
[没]宝暦6(1756).5.20.
河東節三味線方。本名村上源四郎。江戸半太夫門弟という。享保2 (1717) 年1世十寸見河東の河東節旗揚げ興行以来,河東節の三味線方となり,4世まで弾いた。河東節三味線の技巧を確立した功労者で,名人といわれた。作品に『松の内』『式三献神楽獅子』『乱髪夜編笠』などがある。

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