デジタル大辞泉
「山牛蒡」の意味・読み・例文・類語
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やま‐ごぼう ‥ゴバウ【山牛蒡】
〘名〙
① ヤマゴボウ科の多年草。栽培するが、各地で野生化もしている。高さ一メートルぐらい。葉は卵状楕円形で長さ一五~二〇センチメートル、
タバコの葉に似ている。夏から秋にかけ、枝先に白い小さな五弁花が総状に多数密集した花穂を出す。
果実は八個の分果からなり、扁球形で
紫黒色に熟す。根に有毒成分を含むが、漢方では商陸
(しょうりく)といい利尿薬に使う。漢名、商陸。いぬごぼう。とうごぼう。
▼やまごぼうの花《季・夏》
※東寺百合文書‐に・文永三年(1266)一二月一四日・丹波大山荘文書案「山牛房卅本」
※俳諧・炭俵(1694)上「
五月雨や露の葉にもる
(ヤマゴボウ)〈
嵐蘭〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
山牛蒡 (ヤマゴボウ)
学名:Phytolacca esculenta
植物。ヤマゴボウ科の多年草,薬用植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報