山窓(読み)やままど

精選版 日本国語大辞典 「山窓」の意味・読み・例文・類語

やま‐まど【山窓】

〘名〙
山家(やまが)の窓。さんそう。
※定家卿自歌合(1502頃)「山まとを寂しきものと思ひしは花見ぬほどの心なりけり」
② 山の間または雲の切れ目などに見える明るい空間。
※匠材集(1597)三「やままと 山のあひ也。物の見ゆる躰也」

さん‐そう ‥サウ【山窓】

〘名〙 山中にこもり住む家の窓。また、山家の住居
※艸山集(1674)二三・山居得腐字「山窓読書尋今古」 〔権徳輿‐題柳郎中茅山故居詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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