岩崎秋溟(読み)いわさき しゅうめい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩崎秋溟」の解説

岩崎秋溟 いわさき-しゅうめい

1834-1887 幕末-明治時代の儒者,官吏
天保(てんぽう)5年11月29日生まれ。郷里土佐(高知県)で岡本寧浦(ねいほ),江戸安積艮斎(あさか-ごんさい)にまなび,土佐勤王党にくわわる。戊辰(ぼしん)戦争に書記役で従軍し,「東征記」としてまとめる。維新後は新政府につとめた。明治20年12月22日死去。54歳。名は維慊。字(あざな)は君義通称は馬之助。別号に克堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android