峩々温泉(読み)ガガオンセン

デジタル大辞泉 「峩々温泉」の意味・読み・例文・類語

がが‐おんせん〔‐ヲンセン〕【峩々温泉】

宮城県蔵王山東麓にある温泉泉質炭酸水素塩泉硫酸塩泉。胃腸病に効くとされる湯治場

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「峩々温泉」の意味・わかりやすい解説

峩々温泉
ががおんせん

宮城県南部、柴田(しばた)郡川崎町にある温泉。蔵王山(ざおうさん)の東斜面の標高800メートルに位置する。古来、胃腸病に卓効ありといわれ、湯治客が多い。泉質は塩化物泉。蔵王山の登山客やスキー客の宿泊地でもある。蔵王エコーラインに連絡し、遠刈田(とおがった)まではバスが通じる。

[長谷川典夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「峩々温泉」の意味・わかりやすい解説

峩々温泉
ががおんせん

宮城県南部,川崎町にある温泉。蔵王南麓の標高 800mの濁川畔に湧き,胃腸病に特効がある温泉として知られる。泉質は芒硝泉泉温は 58℃。大浴場の木の床に横になり,桶で湯を患部にかけるのが療養法。飲泉とあわせれば効果も高まる。ほか婦人病神経痛にもきく。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android