川・馬曲川(読み)たるがわ・まぐせがわ

日本歴史地名大系 「川・馬曲川」の解説

川・馬曲川
たるがわ・まぐせがわ

源を剣沢けんざわ高標たかつぴよう山に発し、焼額やけびたい竜王りゆうおう五輪ごりんの諸山の水を集めた白沢しらさわ川を合わせて流下し、途中雄樽おたる(高さ約三三メートル、幅約三・六メートル)雌樽めたる(高さ約五・五メートル、幅約三・六メートル)の壮観なる二飛瀑を経て、計見けみ市割いちのわり村と上木島かみきじま村の境界を流れて平地に出、字みやしまから北流、字法伝原ほうでんぱらで、八剣山本沢ほんざわに源を発する急流の馬曲川を合流して犬飼いぬかい村の戸那子となごで千曲川に注ぐ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android