川場村(読み)かわばむら

日本歴史地名大系 「川場村」の解説

川場村
かわばむら

面積:八五・三六平方キロ

利根郡のほぼ中央部に位置し、村の北端にそびえる武尊ほたか(二一五八・三メートル)の南斜面に展開する村。村域は標高五五〇メートル以上の高地で、林野の占める割合が八六パーセント、林野のうち六一パーセントが国有地。東から南は前武尊(二〇三九・七メートル)花咲はなさく(背嶺峠)赤倉あかくら(一二五六・七メートル)雨乞あまごい(一〇六七・八メートル)などを境に片品かたしな村・利根村・白沢しらさわ村に、西は獅子ししはな(一八七五メートル)高手たかて(一三七三・九メートル)に連なる山地を境に水上みなかみ町・沼田市に接する。

川場村
かわばむら

[現在地名]東金市川場

堀上ほりあげ村の南に位置する。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高三一三石。寛文八年(一六六八)の鷹場五郷組合帳では福俵組に属し、高三〇〇石、幕府領。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では高三四六石余、家数七〇、旗本大久保領。領主旧高旧領取調帳でも同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「川場村」の意味・わかりやすい解説

川場〔村〕
かわば

群馬県北東部,武尊 (ほたか) 山南麓を流れる薄根 (うすね) 川流域にある村。コンニャクリンゴ特産がある。畜産も盛んで乳牛を飼育する川場牧場がある。小住 (こじゅう) ,川場,武尊などの温泉がある。面積 85.25km2人口 3480(2020)。

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