川鳥村(読み)かわとりむら

日本歴史地名大系 「川鳥村」の解説

川鳥村
かわとりむら

[現在地名]東城町川鳥

保田やすだ村の東に位置する。村内西寄りの地域を南流する川鳥川は、熊の谷くまのたにで保田村から流れてくる八頭やがしら川と合流し、当村南の山中やまなか村に流れ出る。一方、村域東北部にもり村から流れてくる三草みくさ川は村内三草一帯の水を集めてすげ村に流れ小奴可おぬか川に注ぐ。また村域東南馬場ばば山・ほん谷を水源とする大谷おおたに川は請原うけばら村境を流れ、菅村に入り三草川に合流する。集落は川鳥川水源地近くに開けたやや広大なごうとよばれる盆地の周辺や、川鳥川に沿った狭長な平地、また森村から続く三草川沿いのなだらかな平地の周辺に散在する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android