デジタル大辞泉 「左衛門」の意味・読み・例文・類語 さ‐えもん〔‐ヱモン〕【左▽衛門】 1 「左衛門府」の略。⇔右衛門。2 「土左衛門どざえもん」の略。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「左衛門」の意味・読み・例文・類語 さ‐えもん ‥ヱモン【左衛門】 〘名〙① =さえもんふ(左衛門府)〔伊京集(室町)〕② (「どざえもん(土左衛門)」の略) 水死人をいう。※雑俳・柳多留‐一〇二(1828)「供奉は皆左衛門となる壇の浦」③ (「かかあざえもん(嚊左衛門)」の略) 男まさりの妻をいう。※洒落本・通言総籬(1787)一「まだ左ヱ門といふ字のつかぬかかあ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「左衛門」の解説 左衛門 さえもん ?-1417 室町時代,上杉氏憲(うじのり)(禅秀(ぜんしゅう))の妻。武田信満(のぶみつ)の娘。夫が鎌倉公方(くぼう)足利持氏に追われ,応永24年鎌倉で自殺した知らせを甲斐(かい)(山梨県)でうけ,「さなきだに五つのさはり有りときく親さへ報ふ罪いかにせむ」とよみ自刃(じじん)した。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例