差隔(読み)さしへだつ

精選版 日本国語大辞典 「差隔」の意味・読み・例文・類語

さし‐へだ・つ【差隔】

〘他タ下二〙 (「さし」は接頭語)
① へだてる。さえぎる。間をしきる。
源氏(1001‐14頃)総角「短き几帳を、仏の御方にさしへだてて」
② 疎遠にする。
※夜の寝覚(1045‐68頃)二「そむきそむきにさしへたてて、こと人よりは人聞きはづかしかるべき事をなむ、聞き侍る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android