市中肺炎(院外肺炎)(読み)しちゅうはいえんいんがいはいえん(英語表記)Community-Acquired Pneumonia

家庭医学館 「市中肺炎(院外肺炎)」の解説

しちゅうはいえんいんがいはいえん【市中肺炎(院外肺炎) Community-Acquired Pneumonia】

◎細菌性と非細菌性がある
 日常生活を送っている人が、病医院の外で感染し発症する肺炎市中肺炎で、細菌性と非細菌性があります。
 1993年度の厚生省(現厚生労働省)の調査によると、日本で肺炎のために医療機関を受診する患者数は、全体でみると人口10万人あたり19人ですが、65歳以上の高齢者にかぎってみると、10万人あたり83人と大きく増えています。
 一口に市中肺炎といっても、年齢や別の病気をもっているかどうかなどによって、原因となる微生物症状治療もかなりちがいます。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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