デジタル大辞泉 「市町村」の意味・読み・例文・類語 し‐ちょう‐そん〔‐チヤウ‐〕【市町村】 市と町と村。一定の区域をその存立の基礎とし、区域内の住民を構成員として、一定の自治権をもつ基礎的な地方公共団体。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「市町村」の意味・読み・例文・類語 し‐ちょう‐そん‥チャウ‥【市町村】 〘 名詞 〙 市と町と村。一定の区域と、区域内の住民を、成立の基盤とする地方自治の基礎的単位たる地方公共団体で、都道府県と合わせて普通地方公共団体と呼ばれる。議決機関として市町村議会、執行機関として市町村長、市町村選挙管理委員会などが置かれる。[初出の実例]「市町村の区域は一方に在ては国土分画の最下級にして」(出典:市制及町村制(明治二一年)(1888)〔参照〕市制町村制理由・一章) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「市町村」の意味・わかりやすい解説 市町村【しちょうそん】 一定区域を基礎に,その区域内の住民を構成員とし,一定の自治権をもった基礎的地方公共団体。都道府県と合わせて普通地方公共団体と呼ばれる。地方自治法に基づく国と同型の権力・統治団体で,自治的な立法・行政・財政の各権をもつ。議決機関として市町村議会(地方議会),執行機関として,市町村長および教育委員会・選挙管理委員会・人事委員会(公平委員会)・農業委員会等の各種委員会がある。市となるためには通常人口5万人以上,全戸数の6割以上が中心市街地にあり,全人口の6割以上が商工業など都市的業態の従事者で,都道府県条例に定める都市的施設を備えていなければならない。町となるためには,都道府県条例に基づき,通常人口5000人以上で他の要件は市に準じるとされている。村については法的要件は定められていない。→市町村合併→関連項目財産区|住民基本台帳|設置選挙|都市|村 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報