希少(読み)キショウ

デジタル大辞泉 「希少」の意味・読み・例文・類語

き‐しょう〔‐セウ〕【希少/×稀少】

[名・形動]少なくて珍しいこと。きわめてまれなこと。また、そのさま。「今時―な存在」
[類語]まれたま珍しい貴重珍重得難い貴い稀有高貴大切重要異色異彩珍貴珍稀千金耳寄り掛け替えのない希代未曽有破天荒空前空前絶後前代未聞

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精選版 日本国語大辞典 「希少」の意味・読み・例文・類語

き‐しょう‥セウ【希少・稀少】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きわめてまれなこと。少なくて珍しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「牛尾は末が稀少なるものぞ」(出典:四河入海(17C前)二四)
    2. 「繁華の区には煉瓦石の家屋多し〈略〉石造の宏館は絶て希少なり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔晉書‐西戎〕

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普及版 字通 「希少」の読み・字形・画数・意味

【希少】きしよう

稀少。

字通「希」の項目を見る

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