師町(読み)さやしまち

日本歴史地名大系 「師町」の解説

師町
さやしまち

[現在地名]相馬市中村なかむら 新町しんまち

新町の南に位置する東西一二六間の通りで、西は御徒士おかち町、南はおお町、東は泉田いずみた町に接する。切磋工・金匠・矢人・鞘塗工などの武具を製作する職人が置かれたのが町名由来とされ、ほかに下士の屋敷もあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android