帰詣(読み)かえりもうで

精選版 日本国語大辞典 「帰詣」の意味・読み・例文・類語

かえり‐もうで かへりまうで【帰詣】

〘名〙
① 尊い所や人のもとに帰って来ること。帰参。
故郷へ帰って、先祖の墓などにお参りすること。墓参
春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高浜虚子編〉「のびのびし帰り詣でや小六月子規〉」
③ =かえりもうし(返申)②〔改正増補和英語林集成(1886)〕

かえり‐もう・ず かへりまうづ【帰詣】

〘自ダ下二〙 (「もうず」は「まいず」の変化したもの。「まうづ」は「まづ」とも書かれる) 尊い所や貴人のもとに帰って来る。また、外国から日本に帰って来る。帰参する。帰朝する。
書紀(720)応神一六年八月(北野本訓)「襲津彦(そつひこ)(ひさ)しく還(カヘリマウテ)ず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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