デジタル大辞泉 「常時」の意味・読み・例文・類語 じょう‐じ〔ジヤウ‐〕【常時】 普通の状態のとき。ふだん。平生へいぜい。いつも。副詞的にも用いる。「常時の警戒」「常時五名が待機する」[類語]不断・日頃ひごろ・常日頃つねひごろ・常・常常・いつも・平生へいぜい・平素・日常・平常・通常・常住・行住座臥ぎょうじゅうざが・常に・絶えず・終始・始終・ずっと・日夜・夜昼・絶え間ない・明け暮れ・明けても暮れても・寝ても覚めても・朝な夕な・昼夜をおかず・昼夜を分かたず・夜を日に継ぐ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「常時」の意味・読み・例文・類語 じょう‐じジャウ‥【常時】 〘 名詞 〙① 特別なことがなく過ごしている普通の時。平常の時。[初出の実例]「健康の常時(ジャウジ)とは心意の趣を異にする病裡の鏡に臨んだ刹那の感情には」(出典:思ひ出す事など(1910‐11)〈夏目漱石〉三一)② ( 多く副詞的に用いる ) 日常ごく普通であるさま。また、習慣化して、そうなりがちであるさま。いつも。しょっちゅう。[初出の実例]「ふんどしと、ぼんかりにくるは、ぜうじの事じゃ」(出典:洒落本・色深睡夢(1826)下)「常時(ジャウジ)お越しになる訳やなうて、ときどきやって来られて」(出典:卍(1928‐30)〈谷崎潤一郎〉二)[その他の文献]〔杜甫‐秋日虁府詠懐一百韻詩〕 つね‐どき【常時】 〘 名詞 〙 =つね(常) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例