デジタル大辞泉
「常時」の意味・読み・例文・類語
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じょう‐じ ジャウ‥【常時】
〘名〙
① 特別なことがなく過ごしている普通の時。平常の時。
※思ひ出す事など(1910‐11)〈
夏目漱石〉
三一「健康の常時
(ジャウジ)とは
心意の趣を異にする病裡の鏡に臨んだ
刹那の
感情には」
② (多く副詞的に用いる) 日常ごく普通であるさま。また、習慣化して、そうなりがちであるさま。いつも。しょっちゅう。
※洒落本・色深
睡夢(1826)下「ふんどしと、ぼんかりにくるは、ぜうじの事じゃ」
※卍(1928‐30)〈
谷崎潤一郎〉二「常時
(ジャウジ)お越しになる訳やなうて、ときどきやって来られて」 〔杜甫‐秋日虁府詠懐一百韻詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「常時」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報