平中歳子(読み)ひらなか としこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平中歳子」の解説

平中歳子 ひらなか-としこ

1910-1988 昭和時代の歌人,人形作家。
明治43年5月14日生まれ。平中苓次(れいじ)の妻。「多磨」「定型律」「花宴」などに短歌を発表。戦後は人形作家面屋庄三に師事し,天平(てんぴょう)時代の美人童女などの創作人形に素朴な作風を確立した。昭和63年1月2日死去。77歳。京都出身。京都第一高女卒。本名は敏子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android