年年中(読み)ねんがらねんじゅう

精選版 日本国語大辞典 「年年中」の意味・読み・例文・類語

ねんがら‐ねんじゅう‥ネンヂュウ【年年中】

  1. 〘 副詞 〙ねんがねんじゅう(年年中)
    1. [初出の実例]「けども弱うて年(ネン)がら年中(ネンヂウ)ヒイヒイ云ふてるやうな子やったら」(出典母と子(1914)〈里見弴〉)

ねんが‐ねんじゅう‥ネンヂュウ【年年中】

  1. 〘 副詞 〙 つねに。いつも。しょっちゅう。始終。年がら年中。
    1. [初出の実例]「マア、お前さんなんぞは、年が年中、お蚕ぐるみで居なさる御身分だ」(出典:歌舞伎・与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)四幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android