幽寂(読み)ユウジャク

デジタル大辞泉 「幽寂」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐じゃく〔イウ‐〕【幽寂】

[名・形動]奥深くひっそりと静かなこと。また、そのさま。「古寺幽寂境内

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「幽寂」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐じゃく イウ‥【幽寂】

〘名〙 (形動) 奥ぶかくてひっそりしていること。うすぐらくてさびしいこと。また、そのさま。
家伝(760頃)下「囹圄幽寂、嘉石苔生」
武蔵野(1898)〈国木田独歩〉三「時雨の音に至てはこれほど幽寂のものはない」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「幽寂」の読み・字形・画数・意味

【幽寂】ゆうせき

もの静か。

字通「幽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android