庁始(読み)ちょうはじめ

精選版 日本国語大辞典 「庁始」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐はじめ チャウ‥【庁始】

〘名〙
新年または検非違使別当新任の時、検非違使庁で行なう執務開始の式。
山槐記‐治承三年(1179)正月三日「今日有庁始事
院庁で行なう執務開始の式。
※看聞御記‐文安四年(1447)一一月二七日「庁初儀」
寺院政所で行なう執務始めの儀式
醍醐寺新要録(1620)「正長元年七月廿八日於灌頂院、庁始被之」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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