度を失う(読み)ドヲウシナウ

デジタル大辞泉 「度を失う」の意味・読み・例文・類語

うしな・う

ひどくあわてて心の平静を失う。周章狼狽しゅうしょうろうばいする。「突然のプロポーズに―・う」
[類語]慌てるうろたえるまごつく面食らう狼狽周章周章狼狽騒ぐ慌てふためく右往左往取り乱す泡を食う一泡吹かせるじたばたあたふた

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「度を失う」の意味・読み・例文・類語

ど【度】 を 失(うしな)

  1. 狼狽して言動に平常の状態を失う。あわててとり乱す。
    1. [初出の実例]「心神失度、哀慟無双」(出典:玉葉和歌集‐嘉応二年(1170)八月二九日)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐燕策・王喜〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android