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張僧繇 【ちょうそうよう】

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世界大百科事典 第2版の解説

ちょうそうよう【張僧繇 Zhāng Sēng yáo】 

中国南朝梁の画家。生没年不明江蘇蘇州出身。天監年間(502‐519)武陵王国侍郎となり,秘閣に直して画事を学んだ。官は呉興大守に至った。道釈人物画得意とし,京師の寺観の壁画にその妙をうたわれた。金陵(南京)安楽寺の2竜の瞳をいれたところ,雷電とともに飛び去り,点睛しないほかの2竜は動かなかった話や一乗寺凸凹画を描き,繧繝(うんげん)に似た遠近法などエピソードが多い。彼が始めたという没骨(もつこつ)青緑法は16,17世紀復元流行した。


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デジタル大辞泉の解説

ちょう‐そうよう 〔チヤウソウエウ〕 【張僧
 
中国、南朝の画家。呉(江蘇省)の人。梁の武帝に仕え、塔廟(とうびょう)に多くの壁画を描いた。生没年未詳。→画竜点睛(がりょうてんせい)
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大辞林 第三版の解説

ちょうそうよう【張僧繇】
 
中国,南北朝時代梁の画家。武帝に仕え多くの寺廟の壁画を描いた。色のぼかしにより立体感を出す手法を用いた。生没年未詳。 → 画竜点睛(がりようてんせい)


(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の張僧繇の言及

【帝王図】より
…それらは勧戒の意はもちろん,各朝においては尊崇の意をこめたものでもあり,軸物は寺観などに別に場所を設けて掲げ礼拝の対象とされた。ただ,聖賢図・名臣図などをも含めた勧戒画が中国人物画の主題として重要であったのは,《晋帝相列像》をかいた顧愷之(こがいし),《梁武帝像》をかいた張僧繇(ちようそうよう),あるいは《秦府十八学士図》の制作に当たった閻立本らに代表される漢から六朝・隋・唐時代までであり,宋代以後は人物画に取ってかわる山水画の隆盛とともに勧戒画はしだいに振るわなくなっていった。現存する〈帝王図〉の多くも無名画家の制作になるものである。…
【道釈画】より
…勧善懲悪的な実用性もあり,宋代以降の鑑賞的な山水画に主導権をゆずるまで,絵画の中心的存在であり,多くの著名作家がここに集中している。六朝に顧愷之(こがいし),陸探微,張僧繇(ちようそうよう)らが道釈画家として輩出したのは,老荘思想や仏教の流行と呼応するが,彼らは同時に人物画の名手でもあった。唐代には呉道玄が出現し,唐都長安,洛陽のおもな寺観でほとんど独占的な制作を行った。…
※「張僧繇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。


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