デジタル大辞泉
「禽獣」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
きん‐じゅう ‥ジウ【禽獣】
〘名〙 鳥と、けもの。鳥獣。また、
恩義を知らず、
道理をわきまえない人のたとえ。きんじゅ。
※
太平記(14C後)二二「誠に心無き禽獣
(キンシウ)も、報恩酬徳の
心有にや」 〔
伝習録〕
きん‐じゅ【禽獣】
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)二「
婬欲、
熾盛にして、禽獣
(キンジュ)(〈注〉トリケダモノ)をえらはし」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「禽獣」の読み・字形・画数・意味
【禽獣】きんじゆう(じう)
とり、けだもの。〔礼記、曲礼上〕鸚鵡(あうむ)は能く言(ものい)へども、飛鳥を離れず。猩猩(しやうじやう)は能く言へども、禽獸を離れず。字通「禽」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報