デジタル大辞泉 「強度」の意味・読み・例文・類語 きょう‐ど〔キヤウ‐〕【強度】 1 強さの程度。「鉄筋の強度」2 度合い・程度のはなはだしいこと。「強度の近視」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「強度」の意味・読み・例文・類語 きょう‐どキャウ‥【強度】 〘 名詞 〙① 強さの程度。強さの度合。強さ。[初出の実例]「凝聚は、物体の分子の、互ひに粘着する力にして、体の強度、及び、其重量に関はるものなり」(出典:小学読本(1873)〈田中義廉〉四)② 度の強いこと。程度のはなはだしいこと。[初出の実例]「煤け切ったやうな鈍重な眼を強度の近眼鏡の後から覗かせながら」(出典:星座(1922)〈有島武郎〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「強度」の意味・わかりやすい解説 強度きょうどstrength 一般には,物体特に工業材料の強さをさす。この場合の強さすなわち強度とは,ある定められた条件のもとで材料が示す抵抗の限界をさし,通常は応力の値をもって比較する。たとえば,(1) 変形に関しては比例限度,弾性限度,降伏点または耐力,クリープ限度(→クリープ強さ)など,(2) 破壊に関しては,静的荷重では引っ張り強さ,圧縮強さ,剪断強さ,曲げ強さなどが,また動的荷重では疲れ強さ,衝撃値(→シャルピー衝撃値)などがそれぞれ用いられる。この例からもわかるように,材料の強度とは,同一材料でも,荷重の種類,加工条件,形状,使用環境(温度,湿度,腐食条件)などによってその都度異なる値を示す。また,物理現象の程度を比較するため,単位の面積や時間あたりの物理量を強度 intensityということもある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by