強肝剤(読み)きょうかんざい

精選版 日本国語大辞典 「強肝剤」の意味・読み・例文・類語

きょうかん‐ざい キャウカン‥【強肝剤】

〘名〙 肝臓機能を高めるための薬剤本来は病的状態のときに用いるが、保健薬のように正常状態でも用いることが多い。〔薬の効用(1964)〕

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百科事典マイペディア 「強肝剤」の意味・わかりやすい解説

強肝剤【きょうかんざい】

肝機能を賦活し,病的であればこれを回復し,機能亢進を促す薬剤。胆汁分泌を促進するものとしてデヒドロコール酸解毒を促進するものとしてグルタチオン,ビタミンB剤,脂肪肝を予防するものとしてポリエンホスファジルコリン等があるが,一般保健薬として医師指示なく常用するのは避けるべきである。

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