当座漬(読み)トウザヅケ

デジタル大辞泉 「当座漬」の意味・読み・例文・類語

とうざ‐づけ〔タウザ‐〕【当座漬(け)】

当座の用に充てるために、塩を少なくして漬けること。また、その漬物浅漬け

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精選版 日本国語大辞典 「当座漬」の意味・読み・例文・類語

とうざ‐づけタウザ‥【当座漬】

  1. 〘 名詞 〙 短時日の間漬けた漬物。また、そのように漬けること。浅漬
    1. [初出の実例]「当座漬(タウザヅケ)の茄(なすび)生醤油を掛(かけ)て」(出典:浮世草子好色一代女(1686)一)

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世界大百科事典(旧版)内の当座漬の言及

【漬物】より

…漬床または漬液によって,塩漬,みそ漬,しょうゆ漬,酢漬,かす漬,こうじ漬,からし漬,ぬか漬などに分けられる。また,漬込み期間の長短によって当座(とうざ)漬と保存漬とに大別される。当座漬は浅漬,早漬などとも呼ばれ,材料に風味を添えるための調理的なもので,漬込み時間が数時間から一晩程度のごく短いものは即席漬,一夜漬ともいう。…

※「当座漬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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