役割演技法(読み)やくわりえんぎほう(英語表記)role-playing method

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「役割演技法」の意味・わかりやすい解説

役割演技法
やくわりえんぎほう
role-playing method

仮想的にある状況を設定し,即興劇のようにしてそのなかで特定の役割を演じさせる心理療法的技法の一つ。その即興的演技は参加者相互や観察者の批判によって,よりふさわしい演技へと改善される。心理療法以外に,社会関係診断および改善,社会行動の教育訓練などに用いられる。 (→心理劇 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android