径庭(読み)ケイテイ

デジタル大辞泉 「径庭」の意味・読み・例文・類語

けい‐てい【径庭/×逕庭】

《「径」「逕」は小道、「庭」は広場の意》二つのものの間にある隔たり。懸隔
「先天的にゆべからざる巨大な―があるらしかった」〈谷崎・神童〉
[類語]距離懸隔隔たり開き

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「径庭」の読み・字形・画数・意味

【径庭】けいてい

こみちと庭と。大いにへだたるもの。清・銭謙益〔永豊程翁七十寿序〕此れ(よ)りて之れをるに、太の其の子にふるは、石君に(くら)べて、豈(あ)に徑らざらんや。

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