後押し(読み)アトオシ

デジタル大辞泉 「後押し」の意味・読み・例文・類語

あと‐おし【後押し】

[名](スル)
荷車などを後ろから押して助けること。また、そうする人。
助力すること。後ろだて。後援。「銀行が後押ししてくれる」
[類語]手助け力添え肩入れ加勢助太刀後ろ盾人助け助けるける手伝う助力幇助ほうじょ助勢協力援助応援支援り立てるバックアップフォロー力を貸す手を貸す肩を貸す犬馬の労一肌脱ぐ片肌脱ぐ肩を持つ与する補助補佐

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精選版 日本国語大辞典 「後押し」の意味・読み・例文・類語

あと‐おし【後押・跡押】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 後ろから押して助けること。特に、荷車などのあとを押して、ひき手を助けること。また、その人。
    1. [初出の実例]「高台の挽車(くるま)、綱曳き跡押しで威勢能くガラガラガラと転がして来たのは」(出典落語思案の外幇間の当込み(1889)〈三代目三遊亭円遊〉)
  3. かげにあって力添えをしたり、そそのかしたりすること。また、その事柄や人。尻押(しりおし)
    1. [初出の実例]「此の度のことには叔父に跡押しがあるに違ひないと思ひますし」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下)

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