後添(読み)のちぞい

精選版 日本国語大辞典 「後添」の意味・読み・例文・類語

のち‐ぞい ‥ぞひ【後添】

〘名〙 妻と死別または離別した男が、そのあとで連れ添った妻。二度目の妻。後妻うわなり。のちぞえ。のちづれ。のちよび。
※俳諧・曠野(1689)員外「なみだみるはなればなれのうき雲に〈嵐雪〉 後ぞひよべといふがはりなき〈越人〉」

のち‐ぞえ ‥ぞへ【後添】

※雑俳・柳多留‐一三(1778)「後添へはこわごわ壱つぬひなをし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android