後退る(読み)アトジサル

デジタル大辞泉 「後退る」の意味・読み・例文・類語

あと‐じさ・る【後退る】

[動ラ五(四)]《「あとしざる」とも》
あとずさる1」に同じ。
「私はたじろき気味に、…一歩―・ったが」〈嘉村・秋立つまで〉
あとずさる2」に同じ。
まだほんとうに知らねえものと此れには困りて―・るを」〈緑雨・門三味線〉

あと‐ずさ・る【後退る】

[動ラ五(四)]
驚きや恐れなどのために、前を向いたままうしろへさがる。あとじさる。「用心しながらゆっくりと―・る」
ためらって消極的になる。あとじさる。「―・って会長職を引き受けない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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