従量電灯(読み)じゅうりょうでんとう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「従量電灯」の意味・わかりやすい解説

従量電灯
じゅうりょうでんとう

電力供給の形式の一種。契約アンペア制の基本料金と使用電力量に見合った電力料金を毎月計算して電力料金を徴収する方式の供給方法をいう。電灯あるいは小型電気機器の取付け口数が5灯以上のものについて適用され,電力需要のうち電灯需要の大半はこの方式によって供給されている。電灯や小型電気機器を使う場合にメータを取付けないで設備の大きさによって料金を決める方式を定額電灯というが,この契約方式の利用はきわめて少くなっている。また従量電灯および定額電灯以外にも,時間帯別電灯,臨時電灯,農事用電灯,公衆街路灯といった用途別の契約料金システムがある。 (→定額電灯料金 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android