デジタル大辞泉
「得意満面」の意味・読み・例文・類語
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とくい‐まんめん【得意満面】
〘名〙 得意な気持が顔いっぱいにあふれること。
※
別天地(1903)〈
国木田独歩〉上「『どうだね、随分すばらしいだろう』と得意
満面(トクイマンメン)」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
得意満面
得意な気持ちが顔いっぱいにあふれること。
[活用] ―で・―だ。
[使用例] 私たち夫婦のこんな軽薄きわまる社交的な儀礼も、彼にとってまんざらでもなかったらしく、得意満面で[太宰治*親友交歓|1946]
[使用例] けんめいにモンペを仕立てあげると、翌朝、いかにも得意満面の顔付きで、それを穿いて台所へ降りてきた[井上友一郎*菜の花ざかり|1956]
[解説] 「満面」は顔中、顔全体のこと。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報