御免筆(読み)ゴメンヒツ

デジタル大辞泉 「御免筆」の意味・読み・例文・類語

ごめん‐ひつ【御免筆】

御家流おいえりゅう。また、その免許を受けた者。

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精選版 日本国語大辞典 「御免筆」の意味・読み・例文・類語

ごめん‐ひつ【御免筆】

  1. 〘 名詞 〙 書体一つ青蓮院(しょうれんいん)尊円法親王筆法で、青蓮院流ともいう。江戸時代公文書に用いられた。また、その書法奥義を青蓮院門跡から免許されること。また、された者。御家流(おいえりゅう)御家様(おいえよう)
    1. [初出の実例]「ふみむまのとしの吉書や御免筆〈治武〉」(出典:俳諧・難波草(1671)春)

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