デジタル大辞泉
「筆法」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ひっ‐ぽう ‥パフ【筆法】
〘名〙
① 筆の運び方。
書画の運筆の
法則。かきかた。書法。
※
異制庭訓往来(14C中)「然則先可
レ学
二籀文。
隷字。六書。八体。及真行草諸家之筆法
一也」
② 文の書き方。文章の作り方。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
筆法【ひっぽう】
東洋画,特に水墨画における運筆法で,直筆,側筆,逆筆などがある。直筆は筆を画面に対し直角に立てるもので,線描に多く用いる。側筆は筆を斜めに使う筆法で,筆跡は太く,ときに片ぼかしとなる。逆筆は,穂先の向きと逆に線を引くことで,かすれたような筆跡を生む。ほかに,墨を多くふくませない渇筆などの法もある。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報