御園神社(読み)みそのじんじや

日本歴史地名大系 「御園神社」の解説

御園神社
みそのじんじや

[現在地名]八幡市上奈良御園

上奈良かみなら東端にあって、祭神天児屋根あめのこやね命・武甕槌たけみかづち命・経津主ふつぬし命。旧村社。草創については不詳だが、「京都府地誌」は「双栗社トモ云、三代実録云貞観元年正月二十七日奉正六位上双栗神無位小社神並従五位下(中略)創建年月不詳或云後醍醐天皇御宇ニ係ル」と記し、「綴喜郡誌」は「桓武天皇延暦六丁卯年天皇河内国(交カ)野行幸之刻此里を御通幸、祝鷹御遊猟あり、時に神託に依り同年冬十月使大納言藤原継縄那羅荘御園の地に宮殿造営、春日四座の内三柱を斎き祀らしめ玉ふ、仍御園神社と称す」とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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