御天道様(読み)オテントサマ

デジタル大辞泉 「御天道様」の意味・読み・例文・類語

おてんと‐さま【御天道様】

《「おてんとうさま」とも》
太陽を敬い親しんでいう語。
天地をつかさどり、すべてを見通す超自然の存在。「悪いことをすればお天道様に筒抜けだ」「お天道様に恥じない行動
[類語]太陽天日てんじつ日輪にちりん火輪かりん金烏きんう日天子にってんし白日はくじつ赤日せきじつ烈日れつじつお日様今日こんにちサンソレイユ陽光日光日色にっしょく日差し日影天日てんぴ

おてんとう‐さま〔おテンタウ‐〕【御天道様】

おてんとさま(御天道様)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御天道様」の意味・読み・例文・類語

おてんとう‐さま おテンタウ‥【御天道様】

〘名〙 (「さま」は接尾語) 敬い親しむ気持をこめて、太陽を呼ぶ語。お日様。
※浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)三「此おれは親代々楫柄(かぢづか)を取て、其日暮(そのひぐらし)の身なれども、お天道様が正直」

おてんと‐さま【御天道様】

〘名〙 「おてんとうさま(御天道様)」の変化した語。
※明治浮世風呂(1887)〈浮世粋史〉三「早いと云のア太陽(オテント)さまよりお先へ起たのが早いのだ」

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