御路地町(読み)おろじまち

日本歴史地名大系 「御路地町」の解説

御路地町
おろじまち

[現在地名]仙台市向山むかいやま一―三丁目

広瀬川右岸沿い、鹿落ししおち坂を南東に下った辺りで、「仙台鹿の子」によると、路地衆が配されたので町名があるという。路地衆(庭師)は家臣団最下層の卒以下の職人で凡下ともよばれ、寛文一〇年(一六七〇)の知行帳切米扶持方帳(「宮城県史」所収)に路地衆同細工人二四とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android