御領分田畠五ツ成ニシテ村別之御帳惣合一紙(読み)ごりようぶんでんぱたいつつなりニシテむらべつのおんちようそうごういつし

日本歴史地名大系 の解説

御領分田畠五ツ成ニシテ村別之御帳惣合一紙(御領分村一紙)
ごりようぶんでんぱたいつつなりニシテむらべつのおんちようそうごういつし

岩国藩編

成立 慶安四年 岩国徴古館蔵

解説 慶安四年に寛永二〇年の田畠帳を改訂して高六万五千三四六石余とし、一二七冊の帳に仕上げたが、別に領内八二ヵ村について、村高一覧表を作った。一村ごとに改定村高を記し、それに給領蔵入・田畠・楮その他の内訳を付記、表紙を付して一冊の体裁にしているが、実は紙数一二七枚を一続きに継いでいるので一紙と称する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android