徳岡氷室跡(読み)とくのおかひむろあと

日本歴史地名大系 「徳岡氷室跡」の解説

徳岡氷室跡
とくのおかひむろあと

「延喜式」主水司に「山城国葛野郡徳岡氷室一所一丁輸一駄」とあり、康和三年(一一〇一)正月二一日付の主水司氷解文(「朝野群載」巻八)にも「徳岡御室六合」と記される。徳岡の場所を「山城名勝志」「山城名跡巡行志」とも龍安りようあん寺の西、住吉すみよし山の地に比定する。ただ住吉山は御室門前おむろもんぜん村、龍安寺門前村の両方にかかっており、氷室跡の具体的な場所は不明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android