徳教(読み)トッキョウ

デジタル大辞泉 「徳教」の意味・読み・例文・類語

とっ‐きょう〔トクケウ〕【徳教】

道徳によって、人をよい方向へと導く教え。

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精選版 日本国語大辞典 「徳教」の意味・読み・例文・類語

とっ‐きょう トクケウ【徳教】

〘名〙 道徳によって人を善導しようとすること。
経国集(827)二〇・紀真象対策文「不然何以験人事之終始、究徳教之汚隆
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉三「徳教の事に就ては東西学者頻りに自家の教を主張し」 〔孟子‐離婁・上〕

とく‐きょう ‥ケウ【徳教】

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普及版 字通 「徳教」の読み・字形・画数・意味

【徳教】とくきよう(けう)

徳による教え。徳化。〔孟子、離婁上〕を爲すはからず。罪を室に得ざれ。室のは一國之れをふ。一國のは天下之れをふ。故に沛然(はいぜん)としてる。

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