忌明け(読み)キアケ

デジタル大辞泉 「忌明け」の意味・読み・例文・類語

き‐あけ【忌明け】

いみあけ」に同じ。

いみ‐あけ【忌(み)明け】

喪の期間が終わること。きあけ。いみあき。
産後の忌みが終わること。いみあき。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

葬儀辞典 「忌明け」の解説

忌明け

故人が亡くなってから四十九日間を中陰または中有といい、この間七日ごとに法要を営み、四十九日目をもって忌明けとします。近年では五七日忌(三十五日)に繰り上げた忌明けもあります。神式葬儀では、五十日祭の翌日に行われる清祓いの儀をもって忌明けとします。

出典 葬儀ベストネット葬儀辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の忌明けの言及

【七夜】より

…現在も生児の命名は七夜までに行われている。またヒトウブヤ,オヤノイワイ,枕下げなどといって,産婦の忌明けの祝を主としているところも多い。産婦の忌の晴れていく最初の段階であって,父親の忌は一般にこの日で明けるとされている。…

※「忌明け」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android